二輪と温泉と音楽とサッカーをこよなく愛する伝説の男の物語

太平洋への道

さあ〜、今日は冷王いただいてから、久々にレコーディングをしました。新曲のデモを録ってみた。ラーメン野郎から音楽野郎に変身!!さて、その新曲とは!?栄光の大洗水戸ツアー達成記念ソングで〜す(^o^)/
タイトルは、「太平洋への道 -ROAD TO PACIFIC-」だ〜♪♪
この曲は、ツアー中の自転車に乗ってる時、ふとメロディーが浮かんできたものだ。しかも、カミナリ再結成に向けて、カミナリ・テイストにしてみたつもりだww つまり、、約20年振りとなるカミナリの新曲になるかもしれない一曲だ!!まだ、メンバー(師匠)の意見も聞かず、勝手に先走っているのだが・・・ あの日、カミナリ再結成の提案をして、師匠がまんざらでもなかった事から、よ〜し、新曲を用意してしまおうと勝手に盛り上がっているわけだ^^;
実際に、カミナリが再結成するかどうかもわからない状態だが、、俺の周りでは勝手に期待が膨らんでいる事は事実だ。予想以上にカミナリ再結成を期待する人は多い。これは一体どんな現象なのだろうか?怠慢な世相に雷電を放ってほしいのか?そんな時代のムードか・・・?
だが、ほとんどの人はカミナリを知らないはずだ。。では、カミナリを紹介しよう^^

あれは、高2の夏休み。師匠が、突然、一本の電話をしてきた。それは、アマチュア・バンドのLIVEを観に行こうと言うものだった。当時、俺は同じ高校の仲間とバンドをやろうと活動し始めていた。仲間とは、ベースの男、ガメとBOφWYのコピーをやっていただけだ。ちなみに、師匠とは違う高校だったので、その頃全く交流はなかった。ガメと師匠は家が近所でたまに会う事もあったらしい。そのガメも誘い3人でLIVEに行ったのが始まり。どうやら師匠は、俺とバンドをやるきっかけとして、LIVEに誘ったらしいのだが^^ その日は何の話もなく解散した。
それから数日後。師匠が俺の家に遊びに来て、曲を作ろうとしてると・・・そして、いきなり俺の部屋でギターを弾きだした。師匠が考えていたコード進行に、適当に曲と詞をつけてくれと頼まれた。師匠のギターがロック的だったので、俺は触発されながら、それまでにない感覚で詞と曲を作った記憶がある。そして、30分もしないうちに一曲が出来た。何にも考えずに出来た曲は、かつて作った事のないメロディーだった。♪さみしがり屋のジョニー 今夜も泣いている。金もないから〜女もいないのさ〜♪この詞と曲は、俺一人では出来ない不思議なものだった。。まさに、俺と師匠の化学反応で出来た作品だ。これが、LONELY JOHNYと言うカミナリの初作品となった曲だ。師匠は、おおまかな編曲も考えていたらしく、あっと言う間にデモを録り終えた。これは、今までの自分にはない斬新なロック・サウンドだった。衝撃的だった。これをガメに聴かせたところ、見事食らいついてきた。その後、キーボードにジェミーが加入。ドラムには、無理矢理ヤリーを加入させて、5人の編成でカミナリはスタートした。
その後、名曲となる「危険な354 -HIGHWAY DANCER-」など、オリジナルも数曲増えて、元々、コピーをやろうとしていたわけだが、コピーが難しいのと、本人達にふさわしくない?などの理由で、オリジナル中心の曲でバンド活動をする事になった。だが、その後もコピーを完全にあきらめたわけではなく、本人達にふさわしいと思われる様々な曲が試された。中には、歌詞だけカミナリ風に替え歌にしたものまであった。実際に、最終的に演奏されたコピーは、ビートルズとRCサクセションの2曲だった。
約1年間の活動で高3の夏に解散。LIVEは4回出演。館林高校文化祭にも出演した。オリジナル・アルバム「お祭り1987」発表。ラスト・シングル「フィリピンの人気者 -FILIPINO STAR-」発表後、惜しくも伝説となる。
カミナリのサウンドとは、どんなものだったのか?師匠が影響を受けていた、ディープ・パープルレインボーなどの70年代ブリティッシュ・ロックが基本になっている。この頃から、俺も黄金のロックに強く影響を受ける事になる。実際のオリジナルの曲は、もっと単純なものだ。決して難しい事はせず、自分達の等身大の音楽だった。飾る事も苦手で、カッコつける事は出来なかった。まあ、コミック・バンドだったのだろう^^ でも、コミックのつもりでもなく、もっとコミックに徹しても良かったのかと・・・中途半端な感じだった・・・ でも、コミックに徹しなくて良かったんだな。多分。。まあ、どこまで理解されたかわからない不思議な集団だった。。^^; 確かに、一緒に出演するバンドの中にはいない異彩を放っていた。唯一無二の存在だった。でも、そうなりたいと思っていたわけではなく、そうしかなれなかったのが現状だ・・・ 良くも悪くも、アマチュア・スピリット丸出しのバンドだった。音楽的にも技術的にも未熟だったが、あの方向性は良かったと思っている。カミナリは、今でも俺の中の基本となっているのだ。
バンド解散後、みんな音楽から足を洗ったが、俺一人だけ音楽活動を続けてきたのでありました。そして、あの頃のやり残した事もあると思うし、原点回帰として再び見つめ直す意味もあり、俺の中で重要な歴史となっているカミナリを再現したい気分が高まってきたわけだ^^今回の再結成の召集に関しては、残念ながら師匠と俺だけ。ドラムはまだ募集中なのだが・・・基本姿勢として、ギター&ベース&ドラムの3ピースを考えている。俺がボーカル&ベース担当。新生カミナリ・バンドだ!!

カミナリがどんなバンドだったか、おわかりになったでしょうか?ここで、今回の新曲ですが、当時のカミナリ・サウンドを再現するつもりで作ってみました。ただ、そのまんま当時に戻るのもどうかと・・・やはり、20年の歳月が流れたわけで、、現在の姿としてのカミナリにしたいと・・・^^ 
音楽的には、シンプルな骨太なロック。もちろん等身大。決して、飾らない。決して、売れ線な曲ではない。派手でなはく地味な曲。噛めば噛む程、味のでるスルメみたいな曲!?いつの時代も変わらないロック本来の魅力。そんなカミナリのイメージで作ってみました。この曲が、カミナリの新曲になるかどうかわからんが、久々にカミナリを意識して作った曲です。
1時間位で録った簡単なものです。では、サビの部分だけお届けします。


太平洋への道 -ROAD TO PACIFIC-
作詞 作曲 二輪野郎


ROAD TO PACIFIC 夢へと続く 栄光の海 目指して
この世に生きた証を刻む 灼熱の記憶 FIGHTING ROAD

さあ、本当にカミナリの再結成があるのでしょうか?実際には、なかなか難しい現状がありますが、師匠とじっくり話し合っていきたいと思います。今までも何度か考えた事があったのですが、今回ついに大きな一歩を踏み出したわけです。出来れば、一度だけでもLIVEをしてみたいと・・・期間限定で良いと思う次第です。夢としては、大洗でLIVEしてみたいのう^^ 
どっちにしろ、この曲は大事な一曲として、今後も二輪野郎の歴史に刻まれる事でしょう・・・ また曲が完成したら、このブログで紹介したいと思います(^.^)/~~~
では、カミナリ再結成への道をお楽しみに〜〜m(__)m